便秘、出ていれば大丈夫?抜け毛や肌が気になる私が腸を見直した理由

食事・栄養

便秘、出ていれば大丈夫?抜け毛や肌が気になる私が腸を見直した理由

髪のために、鉄や亜鉛、タンパク質を調べてきました。肌のためにも、食事や生活のリズムをいろいろ見直してきました。

でも、調べているうちに思いました。これだけ気にしているのに、私はずっと便秘。これって関係あるのかな?

もしかすると、この記事を読んでいるあなたにも、似たようなことがあるかもしれません。「毎日出てないけど、まあ出てるし」「お腹が痛いわけじゃないから、いいかな」。私も、ずっとそんなふうに考えていました。

📋 この記事でわかること

  • 抜け毛や肌が気になる人が、便秘を見直した理由
  • 「出ている=便秘じゃない」ではないこと
  • 「便秘を治せば髪や肌が良くなる」とは言えない理由
  • 私が酸化マグネシウムだけに頼らず、整えたいと思った理由

「出ているから大丈夫」だと思っていた

便秘というと、「毎日出ないとダメ」と思っている方もいるかもしれません。でも調べてみると、3日に1回でも、すっきり出せているなら便秘とは言えないそうです。日数だけでは、判断できないんですね。

私はというと、これを都合よく受け取っていました。毎日出なくても、お腹が張らなければ「すっきり出せている」ってことでしょ、と。だとしたら、私は便秘じゃない、ということになります。

でも、どうしても引っかかることがひとつありました。

出ているかどうかより、
すっきり出せているか。
📖 調べたこと
「慢性便秘症診療ガイドライン2017」では、便秘を「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」としています。排便の回数だけでなく、便の量・硬さ・残便感なども含めて評価されるものとされ、3日に1回でもすっきり出せていれば便秘とは言えない一方、毎日出ていても残便感や張りがあれば便秘とされる、と説明されていました。慢性的にこの状態が続くと、健康関連の生活の質(QOL)が下がることも報告されています(日本消化管学会「便通異常症診療ガイドライン」など)。

ちなみに、腸がちゃんと動いていても、それだけでは出し切れないことがあるそうです。最後に押し出す筋肉の力も関係していました。この話は長くなるので、別の記事にまとめています。

「薬で出す」の、その先

私はいま、酸化マグネシウムのお世話になっています。

飲めば、ちゃんと出る。だから私は、それでいいと思っていました。

さっき引っかかった理由は、これでした。私が「すっきり出せている」と感じるのは、この薬を飲んだときだけなんです。

「すっきり」の感じ方って、人によって違いますよね。でも私の場合、その「すっきり」は、薬に助けてもらって作られたものでした。

薬を飲めば出る。でも、飲まなければ出にくい。だとしたら、「すっきり出せているから便秘じゃない」は、私には当てはまらない気がしました。薬の力を借りてやっと保てている状態を、「便秘じゃない」とは言えない。

薬がないと保てないなら、
それはやっぱり便秘なんだ。

薬に頼ること自体は、悪いことではないと分かりました。便秘の治療でも、スムーズに出せる状態にすることや、つらさをやわらげることは、ちゃんとした目的のひとつとされています。

薬がダメ、
という話じゃないんだ。

ただ、私自身が知りたかったのは、その先でした。なぜ出にくいのか、どうすれば自然に出せる状態に近づけるのか。「出ればそれでいい」で止まらず、そこまで考えてみたくなったんです。

出すことだけじゃなく、
自然に出る状態をつくること。

抜け毛や肌と便秘、実は関係あるの?

私が便秘をちゃんと見直そうと思った理由。それは、抜け毛や肌が気になっているからです。

髪や肌のために、鉄や亜鉛、タンパク質、食事や生活のリズムなど、「何を足せばいいか」ばかり調べてきました。でも、あれこれ足そうとしている一方で、便秘は「出ればいい」で済ませていました。

体の中のことなのに、
そこを放っておいていいのかな。

正直に書きます。便秘があるから髪が抜ける。そこまで言える根拠は、私が調べた範囲では見つかりませんでした。だから、「便秘を治せば抜け毛や肌が良くなる」と単純には言いません。

ただ、「肌」については、もう少し先まで分かっていました。腸内で悪玉菌が増えると、タンパク質が分解されてフェノール類という物質が作られます。血液中のフェノール濃度が高い人ほど、肌の角質細胞の状態が乱れているという相関が人の研究で報告されていて、実際にフェノールを減らす飲み物をとってもらったら、肌の状態が改善したという結果もありました。髪については同じように示した研究までは見つけられませんでしたが、同じケラチンでできている以上、無関係とは思えません。

📖 調べたこと
健康な女性を対象にした研究で、血中のフェノール濃度と肌の角質細胞の状態に相関が見られ、悪玉菌の代謝物を減らす飲み物を3週間とってもらった介入試験でも、肌の角質細胞の状態が実際に改善したという報告があります。ただし髪についての研究は見つけられておらず、ここは私の推測です。

抜け毛が気になってから、私は食事や睡眠、血流など、体の土台になるものをひとつずつ見直してきました。そう考えると、便秘だけを「まあ、出てるし」で済ませているのが、なんだか気になってきたんです。

髪のために何かを足すことより、
まずは体調を整えること。

そのひとつとして、便秘もちゃんと見直してみよう。今はそう考えています。

それで、私はどうするか

目標は、はっきりしました。できれば、薬に頼らなくても自然に出る状態を目指したい。ただ、今使っている酸化マグネシウムを、いきなりやめるつもりはありません。

今の私が急にやめたら、また滞りそうです。だから、いきなりゼロにするのではなく、まずは自然に出る生活をつくることから始めたい。そのために、何をすればいいのか。

調べてみると、大きく2つの方向がありました。ひとつは「何を食べるか」。もうひとつは「食べる以外の、腸を動かす習慣」。それぞれ、別の記事にまとめました。

※私は今も、毎日ではなくたまに酸化マグネシウムを使っています。この記事は「これから減らしていきたい」という、その入り口の記録です。
※急に便が出ない、お腹が張って苦しい、血が混じる——そういうときは、別の原因があることもあります。気になるときは、一度みてもらってください。薬を減らす・やめるときも、かかりつけの薬剤師さんや医師に相談すると安心です。
便秘を治せば髪が増える、肌がきれいになる。
そんな単純な話ではありません。

でも、髪や肌のために何かを足すことばかり考えて、
体の土台のことは後回しにしていました。

そう思って、私は便秘を「まあ、出てるし」で終わらせず、
腸から整えてみることにしました。

—— 前髪すかすかのぬー

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