便秘に効くと確認された食べ物は?——2025年の最新ガイドラインを調べてみた

食事・栄養

便秘に効くと確認された食べ物は?——2025年の最新ガイドラインを調べてみた

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「便秘には食物繊維」。ずっと、そう思っていました。

でも、薬を減らしたくて調べていたら、ちょっと意外なことが分かりました。「食物繊維を増やす」という食事全体の方法だけでは、慢性便秘が改善するとまでは確認されていなかったんです。

じゃあ、実際に研究で「便秘に効果があった」と確認されているものは何なの?気になって、2025年に出た新しいガイドラインを調べてみました。

「食物繊維を増やせばいい」ではなかった

今回調べたのは、イギリスの大学の研究チームが、便秘についての75件の臨床試験を分析してまとめたガイドライン。「食物繊維の多い食事にしましょう」という大きなくくりでは、便秘が改善するとはっきり言えるほどの根拠はなかったそうです。

えっ、繊維を増やせばいいんじゃなかったの?

ただ、食物繊維そのものがダメという話ではなく、種類や摂り方まで絞って調べたものには、効果が確認されているものもありました。

📖 調べたこと

出典:英国栄養士会(BDA)による、成人の慢性便秘の食事管理ガイドライン(Dimidi et al., 2025年)。75件のRCTを分析してまとめられました。

研究で効果が確認されていたもの

今回のガイドラインでは、キウイ、プルーン、ライ麦パンといった食品や、サイリウム、ミネラルの多い水、酸化マグネシウムなどが調べられていました。ただ、研究で使われていた量を見てみると——

キウイは1日2〜3個。
プルーンは1日100g程度。
ライ麦パンは1日6〜8枚。

……うーん、これを毎日続けるのは私にはちょっと難しい。どんなに効果が確認されていても、続けられなければ意味がありません。

そこで、今回調べた中で私が一番気になったのが、サイリウムでした。

私が試してみたいと思った「サイリウム」

サイリウムは、オオバコの種皮からとれる水溶性食物繊維です。今回のガイドラインでも、便秘への効果が研究されていました。

キウイやプルーンのように毎日たくさん食べる必要がなく、粉末などで取り入れられるので、私にはこちらのほうが現実的。しかも薬ではなく、食品由来の食物繊維です。

「なんとなく体によさそう」ではなく、
実際に便秘への効果を調べた研究がある。

このくらいなら、一度試してみてもいいかなと思いました。

研究では1日10gを超える量で効果が確認されていますが、実際に使う場合は商品表示を確認し、水分と一緒に摂ることも大切です。

今回調べた中では、私はまずサイリウムから試してみようと思います。

ちなみに、酸化マグネシウムは?

私が便秘のときに使っている酸化マグネシウムも調べてみました。すると、こちらも今回のガイドラインで便秘への効果が検討されていました。研究では、1日1.5gを4週間使ったところ、排便回数が増え、便がやわらかくなり、お腹の張りや不快感も改善したという結果でした。

ちゃんと研究されていたんだ。

そう思うと、少し安心します。ただ、酸化マグネシウムは医薬品。私はできれば薬に頼らずに自然なお通じを目指したいので、今までどおり「必要なときに頼るもの」として付き合っていこうと思います。

※酸化マグネシウムは医薬品です。自己判断で量を増やしたり減らしたりせず、用量については医師や薬剤師に相談してください。
※特に腎機能が低下している場合は、高マグネシウム血症に注意が必要です。

こんな研究もありました

今回のガイドラインとは別に調べてみると、麹甘酒にも便通改善についての小規模な研究がありました。健常成人44人が1日118gを3週間飲んだところ、排便日数や回数が改善したというもの。甘酒好きとしては気になる結果ですが、人数の少ない研究ですし、今回のガイドラインで推奨されているものでもありません。

なので、「便秘対策として取り入れる」というより、「こんな研究もあったんだ」と知っておくくらいにしておこうと思います。

📖 調べたこと

麹甘酒の研究:健常成人44人を対象に、麹甘酒118gを3週間飲んだところ、排便日数・回数が改善したという報告があります(2021年)。小規模な研究で、今回の2025年ガイドラインには含まれていません。

もうひとつ、普段食べているもち麦にも便秘についての研究がありました。施設入所中の高齢者を対象にした研究で、排便日数が増え、下剤の使用日数が減ったという報告です。ただ、私はかなり長く食べていますが、便秘が改善した実感はなく、対象も高齢者なので、私にそのまま当てはまるとは限りません。

それでも食物繊維など不足しやすい栄養を取り入れやすいので、便秘改善だけを目的にせず、これからも主食のひとつとして続けようと思います。

📖 調べたこと

もち麦の研究:施設入所中の高齢者28人を対象に、5ヶ月継続したところ、便秘群で排便日数が増加、下剤の使用日数が減少したという報告があります(2017年)。今回の2025年ガイドラインには含まれていません。

じゃあ、私はどうする?

「研究で効果が確認されている」+「自分でも続けられそう」。この2つがそろったから、まずはサイリウムを試してみることにしました。食物繊維も「とにかく増やせばいい」ではなく、普段の食事は無理なく——これが、今回調べてみた私なりの結論です。

「何が効くか」だけじゃなく、
「自分が続けられるか」も大事だった。

まずは、サイリウムから。
できることから、試してみる。

—— 前髪すかすかのぬー

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